今年の桜は全体的に白っぽい。 でも観光地化した街の中心部の桜は流石にピンク色だった。
少なくとも自分にとって桜という花は春の象徴で、幾分これからの人生が明るいものが少ないとしても、桜の花が咲き春を迎えることが出来ことはとても幸せだ。
儚げで美しくそして季節の移ろいの中で消えてゆく桜の花びら。
華々しさと崩壊がひとつとなって美しい。
天空の城ラピュタの劇中に登場した朽ちたロボット兵を思わせるジブリ感バリバリの車のシート。
不思議と不気味な感じがなくただヒッソリと桜の木の側に鎮座する姿は、表面に風雨に晒され時の経過を如実に表現している。 私の記憶が正しければコレはホンダシビックフェリオの運転席のシートだ。